★ドル/円の長期トレンドでは、12カ月線（赤線）、24か月線（青線）が今年の6月にデットクロスした。1995年以降では、1999年5月、2003年1月、2008年1月の3回あったが、デットクロス後大きく円高方向に進んでいる。そういう意味では、今までの経験則から言えば円高圧力が高まることになる。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では、この移動平均線がデットクロスした位置ではかなり低位にあった。しかし、そこからもう一段と低下するという経験則は今回も当てはまる可能性がある。

長期トレンドからは、円高トレンドに入っていることを意味していることは覚えておく必要がありそうだ。