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ドル/円60分足分析!
- 2016/08/17
- アジアタイム
★8月11日AM7:00 以降のドル/円60分足では、24時間線(緑:日足では1日線)を上回り陽線となっている。ただ、120時間線(赤:日足では5日線)の下に位置していることから、本格的な上昇局面と言えない。52期間の中心値となる先行スパン2の100.47円を上回っていることで、戻り基調は継続している。この先行スパン2がネックラインとなり、ダブルボトムを形成している。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、特に過熱感もなく上昇基調を維持している。MACD(パラメータ:12、26、)でも、ゼロラインの下方からMACDとシグナルがゴールデンクロスしながら上昇基調にある。
今後の注目点では、雲の下限が下向きとなっていることで近づいてくる。雲の下限が戻りの上値抵抗ラインとなりやすく、その時間帯には注意が必要となる。昨晩は円買いムードが盛り上がるなか、ダドリー米NY連銀総裁の発言で一転してドルの買い戻しにつながり100円台を回復したが、それでも上値の重い展開が続いており戻りも100円半ばまでとなっている。こういう発言には賞味期限があるので、再び円買いが再燃する可能性も残る。まずはネックラインを維持できるかが焦点となる。