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17年ぶり 揃って米主要3株式指数過去最高値を更新

  • 2016/08/12
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 米国株式市場は史上最高値を更新。S&P500種株価指数は前日比0.5%高の2185.79で取引を終え、NYダウは117.86ドル(0.6%)上げて18613.52ドルで、最高値を更新した。ナスダック指数は9日のザラ場高値を上回れなかったものの、終値ベースを更新した。良好な企業決算が相次いだことや、原油先物価格が反発したことなどが買い材料となった。NYMEXのWTI先物9月限は前日比1.78ドル(4.27%)高い1バレル=43.49ドルで取引を終了。一時は日中ベースで7月25日以来の高値となる43.86ドルを付ける場面も観測された。サウジアラビアのエネルギー相の9月にアルジェで開かれるOPEC非公式会議同会合で市場を安定させるための行動について話し合う可能性があるとの発言が好感された。
 11日のGLOBEXのCME225先物9月限(円ベース)の清算値は前日比180円高の16860円。同日の大証終値(10日終値16770円)比90円高だった。出来高は18751枚。
 本日のSQ値は16750円を超える展開か?その後はお盆休みや五輪中ということもあり、静かな展開が予想される。7月SQ値は15331.34円で、6月SQ(16639.11円)からは1307.77円の下方かい離。今回は7月SQ値から1000円超の上方かい離が発生する可能性がある。東京為替市場では、前日11日の原油先物相場や米株高で投資家のリスクオンムードが高まり、低リスク通貨とされる円を売ってドルを買う動きが観測されるだろう。

【買い材料】

・日銀、ETF買入れによる需給押し上げ
・事業規模28兆円超の経済対策の効果
・米国株式市場-ダウ平均、S&P500、NASDAQ総合がそろって最高値更新
・NYダウは上昇(18613.52、+117.86)
・ナスダックは上昇(5228.40、+23.81)
・米メーシーズ 市場予想を上回る四半期決算により17.09%高とS&P500値上がり率トップ
・欧州株式市場-堅調、英FT100は昨年6月以来の高値圏
・NY原油先物-急伸、凍結協議の再開期待で(43.49、+1.78)
・NY為替-午後にかけて円が全面安に
・CME225先物は大阪取引所比で上昇(16860、+90)
・恐怖指数VIXは11.68、前日比低下
・人民元の11日の中間レートは1米ドル=6.6255元、3日続伸

【売り材料】

・夏休みシーズンで参加者減少
・中国経済の成長鈍化

【その他注目点】

・オプションSQ
・米12月利上げ、7割が予想
・休場:タイ
・米債券市場-反落、年内の利上げを意識か
・欧州債-英長期債利回りの低下は一服
・NY金先物-動意薄、手がかりに恵まれず
・CRB指数-反発 暖房油、ガソリンが上昇  小麦、コーヒーが下落
・加バリアント・ファーマシューティカルズ 米連邦検察当局の犯罪捜査対象に

・米新規失業保険申請件数 26.6万件〔予想 26.5万件〕(前回発表値 26.9万件)
・米7月輸入物価指数(前月比)+0.1%〔予想 -0.3%〕(前回発表値 +0.2%)

・サウジアラビア・エネルギー相
「来月、OPECや非OPECの産油国と会談」
「協議内容に石油市場の安定化措置が含まれる可能性」
・原油市場は下期に需給がタイト化するが、その進展には時間を要す-IEA

08:50  マネタリーサーベイ(6月、日本銀行)    
08:50  貸出先別貸出金(四半期調査)(6月、日本銀行)    
08:50  対外対内証券売買(先週)    
15:00  投信概況(7月)    

07:45  NZ・小売売上高(4-6月)  
11:00  中・鉱工業生産指数(7月)  
11:00  中・小売売上高(7月)  
11:00  中・固定資産投資(7月)  
13:00  亜・マレーシアGDP(4-6月)  
15:00  独・GDP速報値(4-6月)  
15:00  独・消費者物価指数改定値(7月)  
17:00  伊・GDP速報値(4-6月)    
17:30  香・GDP(4-6月)  
18:00  欧・ユーロ圏GDP改定値(4-6月)  
18:00  欧・ユーロ圏鉱工業生産(6月)  
21:00  印・消費者物価指数(7月)   
21:00  印・鉱工業生産(6月)    
21:30  米・小売売上高(7月)  
21:30  米・生産者物価コア指数(7月)  
23:00  米・企業在庫(6月)  
23:00  米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(8月) 

《決算発表》

日本基礎技術、第一屋製パン、まんだらけ、三光マーケティングフーズ、ひらまつ、コメ兵、ユーグレナ、富士山マガジンサービス、AMBITION、ホットリンク、ラサ工業、アズジェント、アミューズ、電通、大幸薬品、フォーカスシステムズ、東燃ゼネラル石油、倉元製作所、日本コンクリート工業、日本郵政、エボラブルアジア、木村化工機、オーイズミ、東芝、オリジン電気、マブチモーター、フェローテック、日本電子、かんぽ生命保険、ゆうちょ銀行、プレシジョン・システム・サイエンス、ブイ・テクノロジー、東京計器、シチズンホールディングス、ラオックス、青山商事、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、学研ホールディングス、東映、アサツー ディ・ケイなど

場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

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