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日経平均堅調推移 円安と経済対策を好感
- 2016/07/21
- アジアタイム
日経平均株価は、前日比128円33銭(0.77%)高の1万6810円22銭で取引を終了した。政府の経済対策が20兆円規模になると報じられ、インフラ関連の建設株など中心に買いが先行した。また、1カ月超ぶりに1ドル=107円台までドル高・円安が進んだことで輸出関連株にも買いが広がった。ECBが本日の金融政策決定会合で、一段の刺激策を示唆する可能性があるとの見方も市場の一部から訊かれ、楽観視ムードが広がったが、後場は上昇ピッチの速さを警戒したことなどから利益確定売りを先行させる動きが観測された。
JPX日経インデックス400は8日続伸し、終値は前日比79.32ポイント(0.66%)高の1万2033.16で終えた。TOPIXも反発し、8.64ポイント(0.65%)高の1339.39で取引を終了した。東証1部の売買代金は2兆5810億円、売買高は20億0660万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1152、値下がりは690、変わらずは126銘柄だった。
スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の海外での人気を背景に任天堂は反発したが、売買代金は過去最高の7323億円は更新せず5182億円と5営業日ぶりに減少となった。
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