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【貴金属市場】金標準は急反発して1万2314円まで上昇

  • 2024/10/01
  • 田澤

(貴金属市場)
1日の金標準は急反発。金標準の中心限月8月限は前日比154円高の1万2314円。
夜間立会の金標準8月限は、序盤にNY金の軟調地合いによって1万2112円まで下落した。しかし、その後は為替の円安基調を背景に金標準は出直りの展開となり1万2210円台まで急反発した。NY金の12月限は、利益確定の売りによって2646.2ドルまで続落した後、引けにかけて2656ドル前後まで下げ幅を縮小した。
日中立会は、NY金の上昇と為替の円安基調が支援材料となり、金標準は1万2314円まで上げ幅を拡大した。
日中のNY金は、2665.4ドルまで反発している。前日に2646ドルまで下落してから戻り基調を継続しているが、今晩は米国の9月製造業購買担当者景気指数(PMI)やISM製造業PMIの発表が予定されている。今晩から週末にかけて、米国の主要な経済指標の発表が続くことから、NY金の乱高下に注意したい。金標準は、前日からの為替の円安基調によって1万2311円まで急反発している。ただ、週末にかけてNY金や米ドル/円相場の波乱の展開が警戒されることから、目先の金標準は臨機応変に対処するのが無難と見たい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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