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【貴金属市場】金標準は9営業日連続の上昇
- 2024/09/26
(貴金属市場)
26日の金標準は、9営業日連続の上昇。金標準の中心限月8月限は前日比126円高の1万2413円。
夜間立会の金標準8月限は、NY金の上昇と為替の円安基調が支援材料となり1万2421円まで続伸した。NY金の12月限は、一時2673.4ドルまで下落する動きを見せたが、その後は2687ドル台まで買い直された。
日中立会は、序盤にNY金が2678ドル台まで下落して、金標準は1万2381円まで上げ幅を縮小した。しかし、その後はNY金の戻りと為替の円安基調によって金標準は1万2449円まで日中の高値を更新した。ただ、高値をつけてからの金標準は、為替の円高方向の動きから1万2405円まで上値を切り下げた。
日中のNY金は2679.8ドルまで下落した後、2686.6ドルまで買い直されている。ただ、明日は米国の個人消費支出(PCE)物価指数の発表が予定されている。米PCE物価指数は、今後の米国の金融政策に影響を与える経済指標となっていることから、米PCE物価指数の発表前では様子見の動きが予想される。金標準は、本日で9営業日連続で上昇している。引き続き、NY金の上昇と為替の円安基調が金標準の支援材料となっているが、明日の米PCE物価指数の結果次第で、相場が急変する可能性があるので、金標準の突然の値崩れに注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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