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【貴金属市場】金標準は、6営業日連続の上昇
- 2024/09/20
(貴金属市場)
20日の金標準は、6営業日連続の上昇。金標準の中心限月8月限は前日比8円高の1万1900円。
夜間立会の金標準の8月限は、NY金の強調地合いと為替の円安基調に反応して1万1972円まで続伸した。しかし、その後の金標準は、為替の円高方向の戻りによって1万1900円前後の水準まで上げ幅を縮小した。NY金の12月限は、為替のドル安・ユーロ高基調を背景に2620.5ドルまで上昇した。
日中立会は、序盤に為替の円高方向の動きによって金標準は1万1861円まで上値を切り下げた。しかし、その後はNY金の強調地合いによって1万1910円台まで買い直された。
日中のNY金は、2619ドル台まで続伸して強調地合いを維持している。米国の利下げを決定してから、NY金は高値圏を維持した動きとなっている。ただ、今晩のNY金は週末要因での持ち高調整による下押しが警戒される。金標準は、NY金の強調地合いによって1万1900円台まで取引水準を切り上げている。まだ、7月17日につけた1万2679円の最高値まで上げ幅があることを踏まると、目先の上値水準の切り上げが予想される。ただし、米国の利下げによるドル安・円高の動きは、金標準の圧迫要因になるため、急激な円高方向の動きに注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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