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【海外商品市況】NY金・NY白金・WTI原油は上昇
- 2024/09/20
(NY貴金属)
19日のNY金は、大幅続伸。NY金の期近12月限は、前日比16.0ドル高の2614.6ドル、NY白金の期近10月限は、同19.6ドル高の994.4ドル、NY銀の期近9月限は、同73.6セント高の3142.3セント。
昨日のNY金は、為替のドル安・ユーロ高基調を背景に大幅続伸した。NY金の12月限は、米国の利下げが支援材料となり序盤から買いが先行した。18日に米FOMC(連邦公開市場委員会)は、政策金利を0.50%引き下げた。その後、欧州取引時間帯に入ると為替のドル安・ユーロ高基調を背景に、NY金は2620.5ドルまで上昇した。ただ、NY金の2620ドル台まで上昇は一時的な動きとなり、米国取引時間帯に為替がドル高・ユーロ安方向に戻るとNY金は2594ドル台まで上げ幅を縮小した。しかし、為替のドル高・ユーロ安方向の動きは限定的となり、引けにかけて為替がドル安・ユーロ高基調に戻りNY金は2610ドル台まで買い直された。
NY白金も為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料となり急反発した。NY白金の10月限は、序盤に966.8ドルまで下落した。しかし、その後は為替のドル安・ユーロ高基調によってNY白金は出直り動きになり、米国取引時間帯に996.6ドルまで上昇した。しかし、高値をつけてからのNY白金は上げ一服の展開となり、引けにかけて990ドル前後の水準まで上値を切り下げた。
NY金12月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金10月限日足
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(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
19日のWTI原油は、反発。WTI原油の期近10月限は、前日比1.04ドル高の71.95ドル、北海ブレント原油の期近11月限は、同1.23ドル高の74.88ドル。RBOBガソリンの10月限は、同4.93セント高の206.00セント、NYヒーティングオイルの期近10月限は、同2.45セント高の217.20セント。
昨日のWTI原油は、米国のエネルギー需要の改善期待と為替のドル安基調が支援材料となり反発した。WTI原油の10月限は、序盤から買いが先行する展開となった。米国の利下げによって、同国の景気に対する楽観的な見方からエネルギー需要の改善期待が連想され、WTI原油は買われた。その後、為替のドル安基調や強気な米経済指標を背景に、WTI原油は72.49ドルまで上昇した。この日発表された米新規失業保険申請件数は、21万9000件と前週より1万2000件減少して、市場予想の23万人下回った。また、9月のフィラデルフィア連銀景況指数が、1.7と前回のマイナス7.0や市場予想のマイナス1.0を上回った。しかし、高値をつけてからのWTI原油は上げ一服の展開となり、引けにかけては72ドル前後の水準まで上げ幅を縮小した。
WTI原油期近10月限日足
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(CBOTコーン)
19日のシカゴコーンは、急反落。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比7.00セント安の405.75セント。
昨日のシカゴコーンは、収穫期による売り圧力が売り材料となり急反落した。シカゴコーンの12月限は、収穫を控えた売り圧力によって序盤から売りが先行した。その後、米国産トウモロコシのやや弱気となった週間輸出成約高を背景にシカゴコーンの下落基調が強まると、405.25セントまで下値を切り下げた。この日発表された2024~25年米国産トウモロコシの週間輸出成約高は、84万7400トンと予想レンジの55万~140万トンの下限に近い水準となった。
シカゴコーン期近12月限日足
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