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【貴金属市場】金標準は急反落して、直近の安値を更新
- 2024/09/09
(貴金属市場)
9日の金標準は、急反落。金標準の中心限月8月限は前週末比112円安の1万1471円。
先週末の夜間立会の金標準8月限は、1万1660円まで上昇した後、NY金の下落と為替の円高方向の動きによって1万1421円まで急反落した。週末のNY金の12月限は、米国の8月雇用統計の発表後に2513ドル台まで崩れた。米ドル/円相場は、一時141.70円台まで円高に進んだ。
週明けの日中立会は、NY金の反発と為替の円安方向の戻りによって、金標準は1万1538円まで下げ幅を縮小した。しかし、その後はNY金の下落によって、金標準は1万1467円まで売り直された。
日中のNY金は、2529ドル台まで反発した後、2516ドルまで崩れている。一方、米ドル/円相場は、143.00円前後の水準まで円安方向に戻している。今週は、11日に米国の8月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。よって、11日の米CPIの発表までNY金は思惑による乱高下が警戒される。金標準は、1万1421円まで下落してから戻り基調となっている。米ドル/円相場の円高基調が一服していることから、夜間立会では為替の円安方向が相場の下支えになる可能性も。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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