投資助言サービス担当アナリスト（村石充）が、外国為替市場の状況（１５時００分時点）をお伝えいたします。※動画によるテクニカル分析は動画コンテンツをご覧ください。

米ドル/円
米ドル/円は前日比０．３８０円高の１４７．６２０円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は５日ＥＭＡがサポート役となり、底固く推移しています。ただ、上値は１０日ＥＭＡが抵抗として機能している状態です。
トップサイクルは、本日で３０本目となり、平均トップサイクル（５５本）を考慮すると、トップ形成までに日柄は１５日程度残っています。ボトムサイクルは、８月５日の安値（１４１．６７０円）がボトムになる可能性がありますが、まだボトムを完成していません。
目先は、実線が１０日ＥＭＡを確定足で上抜ける展開となれば、ボトム完成から上昇波を形成する可能性が高まるとみています。

ポンド/円
ポンド/円は前日比０．７８円高の１８８．７０円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は５日ＥＭＡがサポート役となり、底固く推移しています。ただ、上値は１０日ＥＭＡが抵抗として機能しています。
トップサイクルは、本日で２４本目となり、平均トップサイクル（２６本）を考慮すると、トップ形成の時間帯に絡んでいます。前回のトップが３２本で形成されたことから、今回も３２本程度の日柄を形成する可能性があります。ボトムサイクルは、８月５日の安値（１８０．０９円）がボトムになる可能性が高まっていますが、まだボトムは完成されていません。
目先は、実線が１０日ＥＭＡを確定足で上抜ける展開となれば、ボトム完成から上昇波を形成する可能性が高まるとみています。

メキシコペソ/円
メキシコペソ/円は前日比０．０３５円高の７．７６０円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は５日ＥＭＡがサポート役となり、底固く推移しています。上値は、１０日ＥＭＡが抵抗として機能しています。
トップサイクルは本日で２５本目となり、ボトムサイクルは８月５日の安値（７．０２５円）がボトムになる可能性が高まっていますが、まだボトムは完成していません。
目先は、実線が１０日ＥＭＡを確定足で上抜ける展開となれば、ボトム完成から上昇波を形成する可能性が高まるとみています。

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

投資助言サービス担当　テクニカルアナリスト　村石

YouTubeでも分析動画を配信しています。
テクニカル分析でみた見通しと戦略

★フジトミ証券の投資助言サービスでは日々売買サインを配信しています。
投資助言サービスとは

Ｘ（旧ツイッター）でも情報を配信しています。
★https://twitter.com/muraishi_fjtm

＜関連動画＞
■ポンド円の基礎情報と変動要因（ポンド/円で始めるFX）

■実線と指数平滑移動平均線（EMA）の活用術
■実線と一目均衡表の雲（先行スパン）・遅行スパンの活用術
■相場の急所を捉える！実線とストキャスティクスの活用術
※トレードマスターレポート（PDF）