フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

株式・FX・商品情報

マーケット情報

株式・FX・商品情報

【海外商品市況】NY金は、4営業日ぶりに小幅反発。NY白金とWTI原油は続伸。

  • 2024/08/08
  • 田澤

(NY貴金属)
7日のNY金は、4営業日ぶりに小幅反発。NY金の期近12月限は、前日比0.8ドル高の2432.4ドル、NY白金の期近10月限は、同9.5ドル高の929.7ドル、NY銀の期近9月限は、同27.2セント安の2694.4セント。
昨日のNY金は、売り買い交錯する中、4営業日ぶりに小幅反発した。NY金の12月限は、序盤に2418.8ドルまで下落したが、その後は中東情勢の悪化を警戒した安全資産の買いによって2447.3ドルまで急反発した。しかし、高値をつけてからは、米国の長期金利の上昇が圧迫要因となり、引けにかけてNY金は2421ドル台まで崩れた。
NY白金は清算値ベースで大幅続伸した。NY白金の10月限は、序盤に915.3ドルまで下落した。しかし、その後は為替のドル安・ユーロ高方向の動きによって米国取引時間帯に938.9ドルまで大幅続伸した。ただ、引けにかけては、為替のドル安・ユーロ高方向の動きが一服すると、NY金の値崩れもあってNY白金は921ドル前後まで上げ幅を縮小した。

NY金12月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金10月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
7日のWTI原油は、大幅続伸。WTI原油の期近9月限は前日比2.03ドル高の75.23ドル、北海ブレント原油の期近10月限は同1.85ドル高の78.33ドル。RBOBガソリンの9月限は同3.11セント高の235.73セント、NYヒーティングオイルの期近9月限は同5.98セント高の235.56セント。
昨日のWTI原油は、需給の引き締まり懸念によって大幅続伸した。WTI原油の9月限は、序盤に72.58ドルまで下落した。しかし、その後は中東情勢の悪化懸念やリビア最大級となるシャララ油田の生産停止による需給の引き締まり観測によってWTI原油は75.84ドルまで大幅続伸した。上昇局面では、米国の原油在庫の取り崩しもWTI原油の支援材料となった。この日発表されたEIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計で、原油在庫は前週比370万バレル減と市場予想の70万バレル減を大きく上回る在庫の取り崩しとなった。これで米原油在庫は6週連続で減少している。

WTI原油期近9月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
7日のシカゴコーンは、続落。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比4.50セント安の400.75セント。
昨日のシカゴコーンは、12日の米国の農務省による需給報告を控えた持ち高調整の動きによって続落した。シカゴコーンの12月限は、序盤に為替のドル高方向の動きによる割高感によって売りが先行して401セント台まで続落した。しかし、その後は為替のドル高方向の動きが一服するとシカゴコーンは403セント台まで戻した。ただ、シカゴコーンの戻りは一時的な動きとなり、引けにかけては12日の需給報告を控えた持ち高調整の動きによって399.00セントまで下値を切り下げた。

シカゴコーン期近12月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

フジトミ証券の投資助言サービスでは、商品や株価指数、FXを中心に売買のフォローアップを行っています。
【投資助言サービスについて】https://www.fujitomi.co.jp/advice/

【ツイッター】https://twitter.com/@tazawa_fujitomi

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー