（貴金属市場）
６日の金標準は、急反発。金標準の中心限月６月限は前日比１５２円高の１万１２６２円。
夜間立会の金標準６月限は、序盤にＮＹ金が軟調地合いと為替の円高基調によって１万０８０４円まで急落した。しかし、その後はＮＹ金の下げ幅縮小と急速な為替の円安方向の戻りによって金標準は１万１２２８円まで急反発した。ＮＹ金の１２月限は、２４０３．８ドルまで大幅続落した後、２４５０ドル前後の水準まで戻した。円相場は、１ドル＝１４１．８０円台まで円高に進んだ後、１４４．８０円台まで円安方向に戻った。
日中立会は、ＮＹ金が２４５９ドル台まで上昇と為替の１４６．３０円台までの戻りによって金標準は１万１３５９円まで上げ幅を拡大した。しかし、その後はＮＹ金の上昇と為替の円安方向の動きが一服すると、金標準は１万１２６０円台まで上値を切り下げた。
日中のＮＹ金は２４５９．３ドルまで反発した後、２４３８ドル台の水準まで上値を切り下げている。前日の安値から５０ドル以上の戻りを見せているが、まだ株式市場や外国為替市場の不安定な動きによって、ＮＹ金の乱高下が警戒される。金標準も１万０８０４円の安値から５００円以上の戻りを見せているが、ＮＹ金と同様に株式市場や外国為替市場の不安定な動きによって乱高下に注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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