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【貴金属市場】金標準は急反落
- 2024/07/09
(貴金属市場)
9日の金標準は、急反落。金標準の中心限月6月限は前日比73円安の1万2265円。
夜間立会の金標準6月限は、NY金の値崩れと為替の円高基調によって1万2189円まで急反落したが、その後はNY金の戻り基調によって1万2220円台まで下げ幅を縮小した。NY金の8月限は、利益確定の売りが台頭して2358.3ドルまで崩れた。日中立会は、NY金の反発と為替の円安方向の動きによって、金標準は1万2296円まで戻りを見せた。ただ、金標準の1万2290円台までの戻りは一時的な動きとなり、その後はNY金の反発が一服すると金標準は1万2270円前後の水準まで売り直された。
日中のNY金は、前日の下落に対する自律反発によって2375.5ドルまで戻している。今晩は、パウエル米FRB(連邦準備制度理事会)議長の議会証言が予定されていることから、NY金はパウエル米FRB議長の発言次第となっている。金標準は、日中に1万2290円まで戻りを見せているが、NY金と同様にパウエル米FRB議長の議会証言の内容次第となっている。今晩から11日の米消費者物価指数(CPI)の発表まで米国のイベントが続くことから、金標準の乱高下に注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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