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【為替】米ドル/円・ポンド/円・メキシコペソ/円(サイクル分析でみた相場状況)7月2日(火)

  • 2024/07/02
  • 村石

投資助言サービス担当アナリスト(村石充)が、外国為替市場の状況(17時00分時点)をお伝えいたします。※動画によるテクニカル分析は動画コンテンツをご覧ください。

米ドル/円
米ドル/円は前日比0.155円高の161.625円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は5日EMA(161.02円近辺)がサポート役となり、上昇波を形成しています。
トップサイクルは、本日で47本目となり、平均トップサイクル(55本)を考慮すると、トップ形成までに日柄が残っています。そのため、目先は5日EMA(160.02円近辺)を下抜けない限りは上値を試す展開が想定されます。
ただ、思わぬ下落の備えて、直近安値を下抜ける水準でストップ注文を設定するなど、想定外の動きに対処できる戦略は必要です。

ポンド/円
ポンド/円は前日比0.40円安の203.92円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は5日EMA(203.57円近辺)がサポート役となり、上昇波を継続しています。

本日の相場は、若干上値の重い展開となっており、12営業日ぶりに陰線を形成するか注目されます。
オシレータ系指標を考察すると、MACDはプラス圏で推移し、ファストストキャスティクスは80%以上の水準で指数密集圏を形成、スローストキャスティクスも80%以上の水準で推移しているため、上値を試す展開に変化はありません。
トップサイクルは、本日で25本目となり、平均トップサイクル(24本)を考慮すると、トップ形成の時間帯に絡んでいます。
目先は、5日EMA(203.57円近辺)を下抜けない限り、上値を試す可能性が高まるものの、トップ形成の展開も想定しておく必要がありそうです。思わぬ反落に備えたストップ注文の設定は必要です。

メキシコペソ/円
メキシコペソ/円は前日比0.040円安の8.750円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は200日EMA(8.720円近辺)と25日EMA(8.800円近辺)の間で方向感を探る展開が続いています。
各オシレータ系指標を考察すると、MACDはマイナス圏で上昇傾向を続け、ファストストキャスティクスは中段保ち合い圏で上向きに推移、スローストキャスティクスは中段保ち合い圏で下向きから上向きに変化しはじめているため、底堅い展開を暗示しています。
トップサイクルは本日で31本目となり、ボトムサイクルは本日で15本EMAを形成しています。
目先は、実線が200日EMA(8.720円近辺)をサポートに25日EMA(8.800円近辺)を上抜けることができるか注目されます。

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石

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