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【貴金属市場】週明けの金標準は、反落
- 2024/07/01
(貴金属市場)
1日の金標準は、小幅反落。金標準の中心限月6月限は前日比9円安の1万2057円。
先週末の夜間立会の金標準6月限は、NY金の波乱の動きによって1万2091円まで上昇した後、1万2022円まで下落した。しかし、安値をつけてからは1万2085円まで再び買い直されるなど乱高下した。NY金の8月限は、序盤に為替のドル安・ユーロ高基調を背景に2350.6ドルまで上昇した後、2333ドル台まで上値を切り下げた。週明けの日中立会は、NY金が2332ドル台まで下落したことで、金標準は1万2037円まで売られた。しかし、その後はNY金が2338ドルまでの上昇と為替の円安基調によって金標準は1万2076円まで買い直された。ただ、金標準の1万2070円台までの上昇は一時的となり、NY金が再び2331ドル台まで下がると金標準は1万2032円まで反落した。その後、引けにかけては1万2050円台まで下げ幅を縮小した。
週明けのNY金は、2328.2ドルまで下落している。ただ、6月7日に2304.2ドルの安値をつけてからは、2310ドル台を下抜けすると買い直される動きとなっている。現在は、2330ドル前後で推移していることから、まだ下振れが警戒されるがチャートを見る限り2300ドル台を維持する動きが予想される。金標準は、1万2050円前後で推移している。NY金は下振れが警戒されるが、金標準は為替の円安基調が下支えとなっていることから、NY金の下落による下振れは限定的になると見たい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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