株式・FX・商品情報
【貴金属市場】金標準は続落して、1万1900円割れ
- 2024/06/26
(貴金属市場)
26日の金標準は、続落。金標準の中心限月4月限は前日比34円安の1万1900円、新甫6月限は1万1905円。
夜間立会の金標準4月限は、序盤にNY金の上昇によって1万1995円まで反発した。しかし、その後はNY金の下落によって1万1916円まで続落した。NY金の8月限は、2349ドル台まで上昇した後、為替のドル高・ユーロ安基調によって2327ドル台まで下落した。
日中立会は、NY金が2322ドル台まで崩れると、金標準は1万1897円まで下落した。しかし、その後はNY金の下げ一服と為替の円安基調によって金標準は1万1940円台まで買い直された。ただ、金標準の1万1940円台までの戻りは一時的な動きとなり、為替の円安基調が一服すると、金標準は引けにかけて1万1894円まで下値水準を切り下げた。
日中のNY金は2321.4ドルまで続落している。週末の米国の5月個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控え、持ち高調整や思惑によってNY金は売り買いが交錯する動きが続いており、今晩もNY金は不安定な動きが警戒される。金標準は、NY金の軟調地合いによって1万1900円割れまで続落している。目先はNY金が直近の安値2304.2ドルを下抜けすると、金標準の一段の下落が警戒される状況となっていることから、NY金の下振れに注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
フジトミ証券の投資助言サービスでは、商品や株価指数、FXを中心に売買のフォローアップを行っています。
【投資助言サービスについて】https://www.fujitomi.co.jp/advice/
【ツイッター】https://twitter.com/@tazawa_fujitomi