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【海外商品市況】週末のNY金は急反落。一方、NY白金は続伸、WTI原油は下落

  • 2024/06/24
  • 田澤

(NY貴金属)
21日のNY金は、急反落。NY金の期近8月限は、前日比37.8ドル安の2331.2ドル。NY白金の期近7月限は、同12.1ドル高の996.4ドル。NY銀の期近7月限は、同120.7セント安の2961.4セント。
週末のNY金は、米国の利下げ観測の後退と利益確定の売りによって2329ドル台まで急反落した。NY金の8月限は、前日までの上昇基調を維持すると欧州時間帯に2382.6ドルまで上値水準を切り上げた。しかし、その後は米国の利下げ観測の後退をきっかけに、NY金は下落基調に転換すると2329.2ドルまで急反落した。この日発表された6月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)が、51.7(速報値)となり市場予想の51.0と前回の51.3(確報値)を上回った。また、サービス業PMIも55.1と市場予想の53.7と前回の54.8より強い結果となった。この堅調な米景気動向を示す経済指標の発表を受けて、市場では米利下げ観測が後退すると、米長期金が上昇してNY金は売られた。下落局面では、前日までの上昇に対する利益確定の売りもNY金の圧迫要因となった。ただ、安値をつけてからは、下げ一服の展開となり、引けにかけて2335ドル前後まで下げ幅を縮小した。
一方、NY白金は売り買い交錯する中、5営業日連続で上昇した。NY白金の7月限は、序盤に為替のドル高・ユーロ安基調を背景に978.3ドルまで下落した。しかし、その後は為替がドル安・ユーロ高方向に戻ると、NY白金は1004.9ドルまで続伸した。NY白金の1000ドル台は6月7日以来となった。ただ、NY白金の1000ドル台までの上昇は限定的となり、引けにかけては995ドル前後で揉み合う展開となった。

NY金8月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金7月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
21日のWTI原油は、5営業日ぶりに反落。WTI原油の期近8月限は前日比0.56ドル安の80.73ドル、北海ブレント原油の期近8月限は同0.47ドル安の85.24ドル。RBOBガソリンの7月限は同1.29セント高の251.37セント、NYヒーティングオイルの期近7月限は同3.30セント安の249.15セント。
週末のWTI原油は、売り買い交錯する中、5営業日ぶりに反落した。WTI原油の8月限は、序盤に為替のドル高基調によって80.90ドル台まで下落した。しかし、その後は為替がドル安方向に戻ると、WTI原油は出直りの展開となり、強気な結果となった米経済指標の発表後に81.79ドルまで上昇した。この日発表された6月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)が、51.7(速報値)と市場予想の51.0を上回った。また、サービス業PMIも55.1と市場予想の53.7より強い結果となった。この強気な米経済指標に反応して、WTI原油は買われた。ただ、WTI原油の81ドル台まで上昇は一時的な動きとなり、その後は米利下げ後退観測が再燃すると、WTI原油は80.35ドルまで反落した。堅調な米景気動向を示す経済指標によって、市場では利下げ後退観測が再燃した。この米利下げ後退観測の再燃から、高金利による景気後退が警戒されるとエネルギー需要の鈍化が連想されWTI原油は崩れた。しかし、安値をつけてからは、下げ一服の展開となり、引けにかけてWTI原油は80.50ドル前後まで下げ幅を縮小した。

WTI原油期近8月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
21日のシカゴコーンは、続落。シカゴコーンの期近7月限は、前日比4.75セント安の435.00セント。
週末のシカゴコーンは、米国の天候リスクの後退と弱気な米国産トウモロコシの輸出需要を背景に434セント台まで続落した。シカゴコーンの7月限は、序盤に442.50セントまで反発した。しかし、その後は下落基調に転換すると、シカゴコーンは434.25セントまで続落した。米コーンベルト東部地域では、熱波による作柄の悪化が警戒されていたが、同地域で大雨予報による作柄の悪化が限定的になるとの見方が引き続き圧迫要因となった。また、この日発表された米国産トウモロコシの週間成約高が、51万1400トンとなり市場予想の70万~120万トンの下限を下回ったことも、シカゴコーンの売り材料となった。

シカゴコーン期近7月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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