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【海外商品市況】NY金は反発、NY白金・WTI原油は続伸

  • 2024/06/19
  • 田澤

(NY貴金属)
18日のNY金は、反発。NY金の期近8月限は、前日比17.9ドル高の2346.9ドル。NY白金の期近7月限は、同6.3ドル高の977.2ドル。NY銀の期近7月限は、同17.3セント高の2956.4セント。
昨日のNY金は、米国の年内利下げ観測が支援材料となり2348ドル台まで反発した。NY金の8月限は、序盤に為替のドル高・ユーロ安基調や米長期金利の上昇によって2320.2ドルまで下落した。しかし、その後は米長期金利の低下と為替のドル安・ユーロ高方向の動きによってNY金は2348.2ドルまで反発した。この日発表された5月の米小売売上高が、前年比0.1%増加となり市場予想の0.3%増加を下回った。また、前月に発表された4月小売売上高は0.0%増加から0.2%減少に下方修正された。この個人消費が鈍化傾向にあることを示唆する内容だった小売売上高の結果を受けて、市場では年内利下げ観測が再燃すると米長期金利は低下して為替はドル安・ユーロ高方向に進んだ。更に、米FRB(連邦準備制度理事会)理事の発言も年内利下げ観測を後押しした。この日、クグラー・米FRB理事はワシントン市内の講演で、経済動向が予想通りなら「年内のいつか、利下げ開始が適切になる」との見解を示した。ただ、高値をつけてからは、為替のドル安・ユーロ高方向の動きが一服すると、NY金は引けにかけて2344ドル前後まで上げ幅を縮小した。
NY白金は、売り買い交錯する中、3営業日連続で上昇した。NY白金の7月限は、序盤に為替のドル高・ユーロ安基調によって962.1ドルまで下落した。しかし、その後は為替のドル安・ユーロ高方向の動きとNY金の上昇が支援材料となり、NY白金は979ドル前後まで続伸した。

NY金8月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金7月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
18日のWTI原油は、続伸。WTI原油の期近7月限は前日比1.24ドル高の81.57ドル、北海ブレント原油の期近8月限は同1.08ドル高の85.33ドル。RBOBガソリンの7月限は同3.63セント高の248.32セント、NYヒーティングオイルの期近7月限は同3.83セント高の252.08セント。
昨日のWTI原油は、米国の年内利下げ観測が支援材料となり81.60ドル台まで続伸した。WTI原油の7月限は、序盤に為替のドル高基調による割高感によって79.77ドルまで下落した。しかし、その後は為替のドル安方向に割安感と米利下げ観測を背景にエネルギー需要の拡大期待によって、WTI原油は81.67ドルまで続伸した。この日発表された5月の米小売売上高が、市場予想を下回ったことで、市場では年内の利下げ観測が再燃した。この米利下げ観測の再燃から、米景気の上向き期待を背景にエネルギー需要の拡大が連想され、WTI原油は買われた。また、クグラー・米FRB理事の「年内のいつか、利下げ開始が適切になる」との発言も、年内利下げ観測を後押しした。

WTI原油期近7月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
18日のシカゴコーンは、反発。シカゴコーンの期近7月限は、前日比6.25セント高の450.00セント。
昨日のシカゴコーンは、米国産トウモロコシの作柄の悪化と天候リスクを背景に452セントまで反発した。シカゴコーンの7月限は、序盤に米国産トウモロコシの作柄悪化によって446セント台まで上昇した。この日発表された米国産トウモロコシの作柄の「優」と「良」の合計が、72%と前週に74%から2ポイント減少した。この作柄の悪化がシカゴコーンの買い材料となった。しかし、その後は為替のドル高基調による割高感によって、シカゴコーンは443セント台まで下落した。ただ、シカゴコーンの下振れは一時的な動きとなり、為替のドル安方向の動きと米コーンベルトの天候リスクが警戒されると、シカゴコーンは452.00セントまで反発した。米コーンベルトでは、熱波が到来して東域のトウモロコシと大豆の作柄に関する懸念が強まっている。しかし、高値をつけてからのシカゴコーンは上げ一服の展開となり、引けにかけては448セント台まで上げ幅を縮小した。

シカゴコーン期近7月限日足

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