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【貴金属市場】週明けのNY金の下落によって、金標準は1万1730円台まで反落
- 2024/06/17
(貴金属市場)
17日の金標準は、反落。金標準の中心限月4月限は前週末比36円安の1万1740円。
週末の夜間立会の金標準4月限は、序盤に為替の円高方向の動きによって1万1727円まで下落した。しかし、その後は為替の円安基調への戻りとNY金の上昇を背景に、金標準は1万1829円まで上昇した。NY金の8月限は、欧州の株式市場の下落による安全資産の買いによって2352.3ドルまで上昇した。
日中立会は、週明けのNY金の下落と為替の円高方向のによって、金標準はマイナス圏になると1万1732円まで崩れた。
週明けのNY金は、2331ドル台まで下落している。週明けの米国の長期金利の上昇や利益確定の売りによって軟調地合いとなっている。先週の米国のFOMC(連邦公開市場委員会)から米利下げ観測の後退は強まっており、再びNY金の軟調地合いが警戒される。金標準は、日中にNY金の下落によって1万1730円台まで反落している。まだ、NY金の軟調地合いが警戒されることから、金標準の下振れに注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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