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【為替】米ドル/円・ポンド/円・メキシコペソ/円 流れは変わらず(サイクル分析でみた相場状況)

  • 2024/06/13
  • 村石

投資助言サービス担当アナリスト(村石充)が、外国為替市場の状況(12時45分時点)をお伝えいたします。
※投資助言サービスとは

米ドル/円
米ドル/円は前日比0.270円高の156.990円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、12日の相場では一時155.695円まで下落する場面もありましたが、その後は押し目買いが入り、長い下ヒゲ陰線を形成しました。本日も買い優勢の展開が続いており、10日EMA(156.670円近辺)がサポート役として機能しています。
オシレーター系指標は、いずれも底堅い展開を暗示しており、10日EMAを下抜けない限りは下値を切り上げる展開が想定されそうです。
トップサイクルは本日で34本目となり、平均トップサイクルを考慮すると、トップ形成までに日柄が残っています。
目先は、10日EMAをサポートにボリンジャーバンド2σ上限(157.930円近辺)を試す展開となるか注目されます。

ポンド/円
ポンド/円は前日比0.16円高の200.75円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は5日EMA(200.030円近辺)がサポート役となり、目立った押しを形成せずに底固く推移しています。
昨日の相場では一時201.05円まで下落したあと、戻り売り優勢の展開に上ヒゲを形成したものの、本日も買いが優勢となっており、昨日形成した上ヒゲに絡んでいます。
トップサイクルは、本日で12本目となり、平均トップサイクルを考慮すると、トップ形成までに日柄が残っています。
上値は、心理的節目となる202.00円が意識されそうです。

メキシコペソ/円
メキシコペソ/円は前日比0.025円安の8.340円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、12日の相場は売り優勢の展開に一時8.205円まで下落しました。その後は押し目買いが活発となり、長い下ヒゲ陰線を形成しました。本日も上値の重い展開が続いています。
各オシレータ系指標は、下値模索の展開を暗示しているものの、下落過熱感が出始めていることや、ボトムサイクルのボトムを形成する時間帯にすでに絡んでいることを考慮すると、ボトムを形成しやすい状態にあります。
ただ、現状は反転する動きになっておらず、下落リスクは払拭されていません。

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石

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