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【為替】米ドル/円・ポンド/円は底堅い展開、メキシコペソ/円は上値重い(サイクル分析でみた相場状況)
- 2024/06/12
投資助言サービス担当アナリスト(村石充)が、外国為替市場の状況(11時10分時点)をお伝えいたします。
※投資助言サービスとは
米ドル/円
米ドル/円は前日比0.030円高の157.175円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は5日EMA(156.860円近辺)や10日EMA(156.670円近辺)がサポート役となり、底固く推移しています。
オシレーター系指標は、いずれも底堅い展開を暗示しており、10日EMAを下抜けない限りは下値を切り上げる展開が想定されます。
トップサイクルは本日で33本目となり、平均トップサイクルを考慮すると、トップ形成までに日柄が残っています。
目先は、本日発表の米5月消費者物価指数(CPIコア指数)やFOMCに注目が集まります。
ポンド/円
ポンド/円は前日比0.03円高の200.20円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は5日EMA(199.88円近辺)や10日EMA(199.65円近辺)がサポート役となり、上値を試す展開が続いています。
現状、6月4日の安値(197.23円)がボトムになった可能性が高まっていることから、目先はどこまで上昇できるか注目されます。
トップサイクルは、本日で11本目となり、平均トップサイクルを考慮すると、トップ形成までに日柄が残っています。
上値は、5月29日の高値(200.76円)が意識されそうです。
メキシコペソ/円
メキシコペソ/円は前日比0.005円高の8.470円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は5日EMA(8.570円近辺)が抵抗となり、上値の重い展開が続いています。
各オシレータ系指標は、下値模索の展開を暗示しているものの、下落過熱感が出やすい状態にあります。
ボトムサイクルは、本日で39本目となり、平均ボトムサイクル32本を考慮すると、ボトム形成の時間帯に絡んでいます。
目先は5日EMA(8.570円近辺)を回復できるか注目されます。
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石
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