株式・FX・商品情報
【貴金属市場】金標準は続伸して、一時1万1970円まで上昇
- 2024/06/07
(貴金属市場)
7日の金標準は、続伸。金標準の中心限月4月限は前日比8円高の1万1896円。
夜間立会の金標準4月限は、序盤にNY金の上昇に反応して1万1948円まで続伸した。しかし、その後はNY金の上げ一服と為替の円高方向の動きによって金標準は1万1883円まで下落した。NY金は、為替のドル安・ユーロ高基調を背景に2397.8ドルまで上昇した。
日中立会は、NY金が2406ドル台まで急伸すると金標準は1万1970円まで上げ幅を拡大した。しかし、日中立会の高値をつけてからは、NY金が2396ドル台まで下がり、為替が円高方向に進むと、金標準は1万1892円まで上値水準を切り下げた。
日中のNY金は、2404.4ドルまで続伸している。今晩は5月の米国の雇用統計の発表が予定されている。今週発表された米国の雇用関連指標が、軒並み労働市場の悪化を示す結果が続いていることで、市場では米利下げ観測が再燃している。今晩の雇用統計でも労働市場の悪化を示す内容となったら、米利下げ観測の強まりによってNY金は買われる動きが予想される。今晩のNY金は、米雇用統計の結果次第となっている。金標準は、日中に1万1970円まで続伸しているが、夜間立会はNY金と同様に米雇用統計の結果次第となっている。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
フジトミ証券の投資助言サービスでは、商品や株価指数、FXを中心に売買のフォローアップを行っています。
【投資助言サービスについて】https://www.fujitomi.co.jp/advice/
【ツイッター】https://twitter.com/@tazawa_fujitomi