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【貴金属市場】金標準は1万1979円まで続伸した後、上げ幅縮小

  • 2024/05/29
  • 田澤

(貴金属市場)
29日の金標準は、続伸。金標準の中心限月4月限は前日比53円高の1万1921円。
夜間立会の金標準4月限は、NY金の上昇と為替の円安基調に反応して1万1960円まで続伸した。NY金の6月限は、為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料になると2365.5ドルまで上昇した。日中立会は、為替の円安基調の動きによって金標準は1万1979円まで上値水準を切り上げた。しかし、日中の高値をつけてからは、為替の円安基調の一服とNY金の反落が圧迫要因となり金標準は1万1941円まで上げ幅を縮小した。ただ、NY金の下振れは限定的になると、その後の金標準は1万1972円まで買い直された。引けにかけては、為替が円高方向に振れると、金標準は1万1921円まで上げ幅を縮小した。
日中のNY金は2355.1ドルまで下落したが、その後は下げ一服となっている。為替のドル高・ユーロ安方向の動きによって前日の高値から上値水準を切り下げているが、週末に米国の個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控えドル高・ユーロ安方向の動きは下げ止まりも見せている。よって、目先のNY金は、週末の米PCE物価指数の発表まで思惑による揉み合いの動きが予想される。金標準は、1万1970円台まで上昇した後、為替の円高方向の動きによって1万1920円台まで上値水準を切り上げている。ただ、こちらもNY金と同様に米PCEの発表待ちとなっていることから、目先は1万1900円台前半での動きが続くと見たい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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