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東京株式市場上昇も米独立記念日を控え商いは低調
- 2016/07/01
- アジアタイム
日経平均株価は5日続伸し、前日比106円56銭(0.68%)高の1万5682円48銭で取引を終了した。前場の東京株式市場は、前日の欧米株式市場の上昇でリスクオンムードが誘発。寄り前に日銀が公表した短観は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス6と3月調査から横ばいで、市場予想のプラス4をやや上回る内容だった。大企業・全産業の設備投資計画は前年度比6.2%増と前回調査(0.9%減)から引き上げられ、市場予想の5.6%増を上回ったものの、英国民投票の結果は織り込まれていない内容であった。場中に発表された中国の6月の製造業購買担当者指数(PMI)は、50と前月の50.1からわずかに低下した。週明け4日が米独立記念日で米市場が休場となるため、引けにかけては取引を手控える雰囲気が漂った。
JPX日経インデックス400は反発し、前日比70.45ポイント(0.63%)高の1万1320.65で取引を終了。TOPIXも反発し、終値は8.62ポイント(0.69%)高の1254.44で終えた。東証1部の売買代金は1兆7958億円と低調で、6月23日以来、約一週間ぶりに2兆円を下回った。売買高は17億3592万株で、東証1部の値上がり銘柄数は1388、値下がりは454、変わらずは125銘柄だった。
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