フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

株式・FX・商品情報

マーケット情報

株式・FX・商品情報

【貴金属市場】白金標準は大幅続伸して、一時5347円まで上昇

  • 2024/05/28
  • 田澤

(貴金属市場)
28日の白金標準は、続伸。白金標準の中心限月4月限は前日比36円高の5310円。
夜間立会の白金標準4月限は、NY白金の上昇に反応して5334円まで続伸した。NY白金の7月限は、メモリアルデーによる電子取引のみ実施されている中で上昇基調を継続した。日中立会は、NY白金が1069ドル台まで上値水準を切り上げると、白金標準は5347円まで上げ幅を拡大した。しかし、その後はNY白金の上げ一服の展開から白金標準は5308円まで上げ幅を縮小した。
日中のNY白金は、為替のドル安・ユーロ高基調を背景に1069.8ドルまで上値水準を切り上げている。チャートは、2024年5月20日に1105.0ドルまで上昇してから5月24日に1021.9ドルまで下落したが、その後は戻り基調となっている。現在は、5月20日の高値と5月24日の安値まで下げ幅から半値戻しとなる1063.5ドルを上抜けしている。この半値戻しを上抜けしていることから、次の戻りの目安となる水準はフィボナッチ比率の61.8%戻しとなる1073.3ドルとなってくる。ロウソク足は、まだ上昇基調を継続しているので、目先は1073.3ドルを試す展開が予想される。白金標準も5月20日に5482円まで上昇してから5月24日の夜間立会に5116円まで下落した。しかし、その後は戻り基調となり、本日は5月20日の高値と5月27日の安値まで下げ幅からフィボナッチ比率の61.8%となる5342円まで戻している。この61.8%まで戻したことによって、今度の戻り目安となるのは、5月20日の高値5482円となってくる。ただ、引けにかけて、61.8%の水準から下放れする動きとなっていることから、目先は半値戻しの水準となる5299円までの下振れが警戒される。今後は61.8%の水準となる5342円からの上放れ、もしくは半値戻しとなる5299円から下放れした方に相場は動くとして、目先は臨機応変に対処するのが無難としたい。

白金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

フジトミ証券の投資助言サービスでは、商品や株価指数、FXを中心に売買のフォローアップを行っています。
【投資助言サービスについて】https://www.fujitomi.co.jp/advice/

【ツイッター】https://twitter.com/@tazawa_fujitomi

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー