（貴金属市場）
２７日の白金標準は、急反発。白金標準の中心限月４月限は前週末比１１３円高の５２７４円。
週末の夜間立会の白金標準４月限は、序盤に５１１６円まで下落したが、その後は５２１３円まで反発した。週末のＮＹ白金の７月限は、為替のドル安・ユーロ高の動きによって１０４２．８ドルまで上昇した。週明けの日中立会は、ＮＹ白金が１０５１ドル台まで続伸すると、白金標準は５２．７４円まで上げ幅を拡大した。
日中のＮＹ白金は、本日メモリアルデーのため電子取引のみ実施となっているが、先週末の安値をつけてから急速な戻り基調となり１０５５．８ドルまで反発している。チャートは５月２０日に１１０５.０ドルまで上昇した後、先週末に１０２１．９ドルまで崩れた。しかし、現在は１０５０ドル台まで戻り、５月２０日の高値と５月２４日の安値までの下げ幅の半値戻しとなる１０６３．４ドル方向に進んでいる。よって、目先のＮＹ白金はこの半値戻しの水準となる１０６３．４ドルまで反発するか注目したい。白金標準は、５２７０円台まで急反発している。こちらも夜間立会につけた５１１６円の安値から１５０円以上の戻りを見せている。ＮＹ白金と同様に直近の高値と安値の半値戻しの水準を計算すると５２９９円となることから、白金標準も出直りの動きから５２９９円を試す動きが予想される。

白金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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