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【FX】東京タイム前半 円売り優勢の展開(ドル円、ポンド円、メキシコペソ円)
- 2024/05/23
投資助言サービス担当アナリスト(村石充)が、外国為替市場のロンドン時間の状況をお伝えいたします。
※投資助言サービスとは
米ドル/円
米ドル/円は前日比0.020円安の156.800円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は10日EMA(156.060円近辺)がサポート役となり、買い優勢の展開が続いています。
注目されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を受け、ドル買いが優勢となっています。
オシレータ系指標は、MACDがプラス圏で上向きに推移していることで、上値を試す展開を暗示しています。
ファスト・ストキャスティクスは、中段保ち合い圏で上向きに推移し、スロー・ストキャスティクスは、80%以上の水準に上昇していることで、上値試しの展開を暗示しています。
目先は、10日EMAを維持している間は、下値を切り上げる展開が想定されそうです。
ポンド/円
ポンド/円は前日比0.01円安の199.42円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は5日EMA(198.67円近辺)がサポート役となり、上値を試す展開が続いています。
オシレータ系指標は、MACDがプラス圏で上昇傾向を続け、ヒストグラムもプラス圏で拡大傾向を続けていることから、上値試しの展開に変化はありません。
ファスト・ストキャスティクスは、%Kが80%以上に上昇し、スロー・ストキャスティクスは、%D、Slow%Dともに80%以上の水準で指数密集圏を形成していることで、上値試しの様相をていしています。
目先は、5日EMA(198.67円近辺)を維持している間は、上値を試す展開が想定されそうです。
メキシコペソ/円
メキシコペソ/円は前日比0.005円安の9.410円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は5日EMA(9.390円近辺)がサポート役として機能しており、底堅い展開が続いています。
オシレータ系指標は、MACDがプラス圏で推移する中、ヒストグラムはプラス圏で拡大から収縮傾向に変化しはじめているため、上昇力は低下傾向にあります。
ファスト・ストキャスティクスは、%K、%Dともに80%以上の水準で指数密集圏を形成し、スロー・ストキャスティクスは、80%近辺で推移していることで、上値試しの展開に変化はありません。
目先は、5日EMAを維持できるか注目されます。
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投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石