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【貴金属市場】夜間立会 序盤 金先物は急騰後の一服感から売り先行、白金先物は底堅く推移
- 2024/03/29
投資助言サービス担当アナリスト(村石充)が、金相場と白金相場の状況をお伝えいたします。
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金先物
大阪取引所(JPX)の金先物2月限は、前日比28円安の10,931円で夜間立会を寄り付きました。
29日の夜間立会で大幅高を演じたことで、日中立会序盤は売りが活発となり、一時10,789円まで上昇幅を削る場面もありました。ただその後、売り一服となると、再び買いが活発となり、夜間立会の高値を上抜けて10,976円の過去最高値を更新しました。
本日は海外マーケットがイースターのグッドフライデーにより休場になるものの、米国の個人消費支出(PCE)が日本時間21:00に発表されるため、内容によってはJPX金先物は大きく変動する可能性もあります。
白金先物
白金先物2月限は、前日比2円安の4416円で夜間立会を寄り付きました。
29日の日中立会は動意に乏しい展開が続いたものの、下値は10日EMA(4395円近辺)がサポート役となり、底堅く推移しました。4月1日付の夜間立会も10日EMAがサポート役として底堅く推移しています。本日は海外マーケットが休場のため、米PCEの発表までは様子見ムードが強く、動意に乏しい展開が想定されます。
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投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石
(17:00執筆)