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【貴金属市場】金標準は1万0504円まで下落した後、下げ幅縮小

  • 2024/03/25
  • 田澤

(貴金属市場)
25日の金標準は、続落。金標準の中心限月2月限は前週末比54円安の1万0538円。
週末の夜間立会の金標準2月限は、NY金の値崩れによって一時1万0504円まで下値水準を切り下げたが、その後はNY金の出直りの動きから1万0550円台まで戻りを見せた。NY金の4月限は、為替のドル高・ユーロ安基調を背景に2158.4ドルまで崩れた。ただ、安値をつけてからは為替のドル高・ユーロ安基調が一服して、NY金は2168ドル台まで買い戻された。週明けの日中立会は、NY金が2165ドル台まで下がると金標準は1万0524円まで売り直された。しかし、その後はNY金が2178ドル台まで上昇して、金標準は1万0588円まで下げ幅を縮小した。ただ。NY金の2178ドル台までの上昇は一時的となり、14時過ぎから2170ドル割れまで上値水準を切り下げると、金標準は引けにかけて1万0538円まで下げ幅を拡大した。
週明けのNY金は、2170ドル台を挟んだ水準まで反発してる。週明けの米長期金利の低下や為替のドル安・ユーロ高方向の戻りが,NY金の支援材料となっている。ただ、チャートは2225.3ドルの高値をつけてから、上値水準を切り上げていることから、戻り局面では売り直される動きが警戒される。金標準は、先週末のNY金の値崩れによって続落している。ただ、為替は円安基調を維持していることによって、NY金の下落幅に比べて下げ幅は限定される。まだ、為替の円安基調が下支えになっていることから、下押し局面では買い拾われる動きが想定される。ただし、急激な円高基調になった場合は、金標準は一気に崩れる動きが警戒されるので、今後も円相場の動きに注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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