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【FX】ロンドンタイム序盤 来週のビッグイベントを前にポジション調整の展開か

  • 2024/03/15
  • 村石

投資助言サービス担当アナリスト(村石充)が、FX相場の状況をお伝えいたします。
※投資助言サービスとは

ロンドン外国為替市場(序盤)
15日のロンドン外国為替市場は円売りが先行しています。
日銀が18〜19日に開く金融政策決定会合で、マイナス金利政策の解除が間近との観測が高まっています。また、3月20日(日本時間21日午前3時)に米連邦公開市場委員会(FOMC)が公表され、終了後に政策金利の発表、3月21日には イングランド銀行(BOE、英中央銀行)の金利発表を控えており、来週は神経質な展開が想定されます。
そのため、イベントを通過するまではポジション調整が中心になりそうです。

米ドル円
米ドル円は148.50近辺で推移しており、底堅い展開が続いています。
3月8日に146.47円の安値を示現した後は、押し目買いが入っており、本日で4営業日連続で陽線を形成しています。
実線は75日EMA(147.98円近辺)がサポート役となり、10日EMA(148.42円)を上抜け始めています。また、その上には25日EMA(148.79円近辺)が漂っており、目先はこれらの移動平均線を上抜けることができるか注目されます。

ユーロ円
ユーロ円は161.60円近辺で推移しており、底堅い展開が続いています。
実線は10日EMA(161.74円近辺)や25日EMA(161.71円近辺)を試す展開となっています。
オシレータ系指標は、MACDがプラス圏で推移し、ファスト・ストキャスティクスの%Kが20%割れから上方離脱しているため、底固めの様相を呈しています。

ポンド円
ポンド円は189.15円近辺で推移しており、下ヒゲ陽線を形成しています。
実線は一時188.59円まで下落する場面もありましたが、ロンドンタイムに入って、買いが活発となっており、下げ幅を縮める展開となっています。
目先は、10日EMA(189.35円近辺)や25日EMA(189.20円近辺)を上抜ける展開となるか注目されます。

メキシコペソ円
メキシコペソ円は8.880円近辺で推移しており、5日EMA(8.850円近辺)をサポートに買い優勢の展開が続いています。
実線は、昨日の高値(8.890円)と面合わせするカタチとなっており、目先は直近高値を上抜けて上昇できるか注目されます。

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投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石

(16:55執筆)

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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