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東京株式市場反発 各国政策協調への期待とショートカバー
- 2016/06/27
- アジアタイム
日経平均株価は反発し、前週末比357円19銭(2.39%)高の1万5309円21銭で取引を終了した。英国のEU離脱に伴う大幅安からの株価の反発に伴い、ショートカバーも観測された。また、G7による協調対応策への期待感も台頭した。英国の国民投票でEU離脱派が勝利したことを受け、G7の財務相・中央銀行総裁は24日夜に電話会談し、市場の不測の混乱に備え各国と緊密に協議、適切に協力する決意を表明した。国内でも、政府と日銀は朝方に開いた緊急会合で、金融市場の流動性確保に万全を期すことを確認している。
JPX日経インデックス400は反発し、終値は前週末比197.29ポイント(1.82%)高の1万1066.48で取引を終了した。TOPIXも反発し、21.28ポイント(1.77%)高の1225.76で終え、東証1部の売買代金は概算で2兆3094億円、売買高は22億8285万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1570、値下がりは335、変わらずは59銘柄だった。
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