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【海外商品市況】NY金・白金は続落。一方、WTI原油は反発

  • 2024/01/12
  • 田澤

(NY貴金属)
11日のNY金は、5営業日連続の下落。NY金期近2月限は前日比8.6ドル安の2019.2ドル、NY白金期近4月限は10.0ドル安の919.6ドル、NY銀期近3月限は同3.61セント安の2270.5セント。
昨日のNY金は、米国の早期利下げ観測の後退によって一時2020ドル割れまで続落した。NY金の2月限は、米国の12月の消費者物価指数(CPI)の発表直後に2056.1ドルまで急伸したが、その後は米国の早期利下げ観測の後退によって2017.3ドルまで下値水準を切り下げた。注目された12月の米CPIは、前年比3.4%上昇と市場予想の3.2%や前月の3.1%より伸び率は加速した。また、コアCPIは、前年比3.9%上昇と前月の4.0%から鈍化したものの、市場予想の3.8%は上回った。この根強いインフレを示す内容となった米CPIによって、市場では早期利下げ観測が後退すると米長期金利が上昇して為替のドル高・ユーロ安方向の動きとなった。この米長期金利の上昇と為替のドル高・ユーロ安基調が、NY金の圧迫要因となった。しかし、安値をつけてからは、米長期金利の上昇と為替のドル高・ユーロ安基調が一服すると、NY金は引けにかけて2033ドル前後の水準まで下げ幅を縮小した。今晩は、米国の卸売物価指数(PPI)の発表が予定されている。CPIと同様に米FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策に影響を与える経済指標となっていることから、米PPIの発表も注目したい。米PPIの発表は、日本時間22時30分となっている。
NY白金も4営業日連続の下落。NY白金の4月限は、NY金と同様に米CPIの発表直後に941.7ドルまで上昇した。しかし、その後は為替のドル高・ユーロ安基調によって918.0ドルまで崩れ直近の安値を更新した。ただ、NY白金の920ドル割れの動きは一時的となり、引けにかけては925ドル前後の水準まで戻りを見せた。

NY金2月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金4月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
11日のWTI原油は、反発。WTI原油期近2月限は前日比0.65ドル高の72.02ドル、北海ブレント原油期近3月限は同0.61ドル高の77.41ドル。RBOBガソリン2月限は同4.70セント高の211.43セント、NYヒーティングオイル期近2月限は同7.32セント高の267.38セント。
昨日のWTI原油は、中東情勢の悪化による供給懸念が買い材料となり反発した。紅海周辺でイエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船への攻撃が続く中、イラン国営メディアは同国海軍がオマーン湾を航行中の米石油タンカーを拿捕と報じた。前日にはブリンケン米国務長官が、フーシ派の商船攻撃に対して再び警告したほか、国連安保理は攻撃を直ちにやめるよう求める決議を日米など11カ国の賛成多数で採択していた。これに対し、フーシ派の指導者アブデルマリク・フーシ氏はテレビ演説で、米国によるフーシ派へのいかなる攻撃にも反撃を辞さない構えを示した。この一連の商船攻撃を巡る米国とフーシ派の対立によって中東情勢の更なる悪化が警戒され、WTI原油の2月限は一時73.81ドルまで反発した。しかし、高値をつけてからは、米国の早期利下げ観測の後退によって石油需要の鈍化が連想され、WTI原油は71.70ドル台まで上げ幅を縮小した。ただ、引けにかけては再び買われる展開となり72.80ドル台まで戻りを見せた。

WTI原油期近2月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
11日のシカゴコーンは、反落。期近3月限は前日比1.75セント安の457.75セント。
昨日のシカゴコーンは、米国の在庫増加予想と弱気な輸出需要によって3営業日ぶりに反落した。シカゴコーンの3月限は、12日の米農務省需給報告の発表を控えた持ち高調整の中、序盤に461.50セントまで上がった。しかし、その後は米国の在庫増加予想と弱気な週間輸出成約高によって455.75セントまで反落した。12日に発表される米農務省の需給報告で、アナリストによる2023年12月1日時点での米トウモロコシの在庫予想は、120億5000万ブッシェルと前年比11.4%増となっている。この水準は2017年以来の高い水準となり、シカゴコーンの圧迫要因となった。また、米農務省がこの日発表した週間輸出成約高は、2024年度の純成約高が48万7600トンと市場予想の40万~100万トンの下限に近い水準となり、こちらもシカゴコーンの売り材料に。しかし、455セント台までの下落は一時的な動きとなり、その後は米農務省の需給報告を控えた持ち高調整の動きによって458セント前後の水準まで下げ幅を縮小した。

シカゴコーン期近3月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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