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【貴金属市場】白金標準は4営業日連続の下落

  • 2024/01/10
  • 田澤

(貴金属市場)
10日の白金標準は、4営業日連続の下落。白金標準の中心限月12月限は前日比31円安の4306円。
夜間立会の白金標準12月限は、NY白金の軟調地合いによって4290円まで直近の安値を更新した。NY白金の4月限は、為替のドル高・ユーロ安基調とNYパラジウムの下落基調が圧迫要因となり940.7ドルまで続落した。日中立会は、NY白金の下げ止まりと為替の円安基調によって、白金標準は4329円まで戻りを見せた。しかし、その後は為替の円安一服とNY白金の940ドル割れの動きによって、白金標準は4299円まで売り直された。
日中のNY白金は、945.9ドルまで反発したが、その後は939.6ドルまで直近の安値を更新している。まだ、為替のドル高・ユーロ安基調がNY白金の圧迫要因となっている。明日は、米国の消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、米FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策に影響を与える指標となっていることから、ドル相場の動きに注意したい。白金標準は、日中の為替の円安基調によって4320円台まで戻りを見せている。ただ、白金標準もNY白金と同様に米CPIの結果次第となっていることから、米CPIの発表後は臨機応変に対処したい。それまでは、4300円前後の水準での揉み合いが想定される。

白金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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