(貴金属市場)
20日の金標準は、大幅続伸。金標準の中心限月10月限は前日比92円高の9436円。
夜間立会での金標準の中心限月は、NY金の強調地合いと為替の円安方向の動きによって一時9467円まで大幅続伸した。しかし、高値をつけてからは、NY金の上昇と為替の円安基調が一服すると、金標準は9430円前後の水準まで上げ幅を縮小した。NY金の2月限は、米長期金利の低下によって2061ドルまで上昇した後、2050ドル台前半まで上値水準を切り下げた。日中立会は、序盤にNY金が2054ドル台まで上昇すると、金標準は9452円まで買い直された。しかし、その後は為替が円高基調になると、金標準は上げ幅を縮小して9407円まで上値水準を切り下げた。ただ、引けにかけては、為替が円高基調が一服して、金標準は9436円まで買い直された。
日中のNY金は、2050ドル前半を中心とした動きで推移している。米長期金利は低下する動きとなっているが、NY金の反応は今のところ限定的に。市場は、22日に発表される11月の米個人消費支出(PCE)を注目しており、それまでは様子見ムードの展開が想定される。よって、22日の米PCEの発表まで、NY金は2050ドル近辺の動きが続くと見たい。金標準は、為替の円高基調によって、日中は上げ幅を縮小している。まだ、円相場の不安定な動きを継続していることから、急激な相場の動きによる金標準の乱高下に注意したい。
金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
執筆者情報
田澤
フジトミ証券株式会社
投資助言事業部
日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト(CMTA®)
フジトミ証券の投資助言サービスにおいて、商品先物、株価指数、FXを中心に、テクニカル分析に基づいた相場解説および売買判断のフォローアップを担当。
▶ 投資助言サービスについて
https://www.fujitomi.co.jp/advice/
▶ X(旧Twitter)https://twitter.com/tazawa_fujitomi
商品先物業界の営業・企画調査などを経験し、フジトミ証券株式会社。
入社後からは会員専用サイト「商品先物マーケット情報」の市場分析や情報レポートの作成業務に従事。ファンダメンタルズ分析・テクニカル分析の両面からのアプローチが分かりやすいと好評。
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