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【JPX金】 5分足チャートを活用したトレード戦略(2)
- 2023/12/18
大阪取引所(JPX)の金先物10月限は、前日比17円高の92763円近辺で推移しています。
15分足チャートで考察すると、実線は10本EMAをサポートに日中取引の高値(9258円)を上抜けて上昇しています。
これにより、MACDは再びプラス圏で拡大傾向に変化しており、上値試しの様相を呈しています。
17日営業日の安値(9224円)から上昇波を継続するカタチとなっており、短期的には200本EMA(9275円近辺)を試す展開が想定されます。
5分足チャートで考察すると、実線は10本EMAをサポートに200本EMAを上抜けて上昇しており、上値試しの様相を呈しています。
前回の記事で「15分足チャートで実線が日中取引の高値(9258円)を上抜ける展開となれば、5分足チャートを活用する短期トレードは買い目線で戦略を組み立てることが有効に機能すると考えます。」と指摘しました。
実際に15分チャートで直近高値を上抜け、MACDがプラス圏で拡大傾向を演じていることで、買い戦略が有効に機能する状態にあるとみています。
目先はレジスタンスライン(9290円)が上値ターゲットとして視野に入ってきます。
60分足チャートでMACDがマイナス圏に入らない、または15分足チャートでMACDヒストグラムが拡大から収縮傾向に変化しない限りは、上値試しの展開が想定されます。
(17:15執筆)
投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石
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