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【JPX金】 5分足チャートを活用したトレード戦略(1)

  • 2023/12/18
  • 村石


※10:50時点の15分足チャートで分析しています。

大阪取引所(JPX)の金先物10月限は前日比41円安の9244円近辺で推移しています。
15分足チャートで考察すると、実線は9258円の高値を示現したあと、再び上値の重い展開に変化しています。

MACDはプラス圏で拡大から収縮傾向に変化し始めており、上値の重い展開を暗示しています。
実線は上値、下値ともに切り下げる下降トレンドを形成しており、その流れに変化はありません。
現状、直近安値(9224円)を下抜ける展開となれば、下降トレンドを継続する可能性が高まります。一方、直近安値を維持するカタチで、本日の高値(9258円)を上抜ける展開となれば、下降トレンド終了から上昇期待が高まります。


※10:50時点の5分足チャートで分析しています。

5分足チャートで考察すると、実線は9258円の高値を付けた後は上値の重い展開に変化しており、MACDがプラス圏で拡大から収縮傾向に変化しています。
また、スローストキャスティクスも80%以上の買われ過ぎ圏から下方離脱したことで、短期的に下値を試す展開を暗示しています。

戦略としては、MACDがプラス圏で拡大から収縮傾向に変化したことを確認したことで売り戦略が有効に機能する状態にあります。
ただし、既に前日比40円安以上の下落を演じていることから、数円を取る戦略が有効と考えられます。

今後の展開として、15分足チャートにおいて、実線が直近安値(9224円)を維持した状態で本日の高値(9258円)を上抜ける展開となれば、5分足チャートを活用する短期トレードは買い目線で戦略を組み立てることが有効に機能すると考えます。

(10:50執筆)
投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石

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※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-station(R)によるものです。当該画面の著作権は、同社に帰属します。

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