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【貴金属市場】金標準は、7営業日連続で下落

  • 2023/12/13
  • 田澤

(貴金属市場)
13日の金標準は、7営業日連続の下落。金標準の中心限月10月限は前日比44円安の9253円。
夜間立会での金標準の中心限月は、NY金の乱高下によって9308円まで反発した後に、9254円まで続落した。NY金の2月限は、米国の消費者物価指数(CPI)の発表を受けて2012.5ドルまで上昇したが、その後は1992.3ドルまで下落した。日中立会は、序盤にNY金が1996ドル台まで反発して為替が円安方向に進むと、金標準は9273円まで下げ幅を縮小した。しかし、9270円台の戻りは一時的な動きとなり、NY金が1993ドル台まで下落すると、金標準は9248円まで日中の安値を更新した。ただ、その後は為替の円安基調によって9268円まで戻るなど、9250円~9260円台のレンジの動きとなった。
日中のNY金は、1998ドルまで反発してから、1992.6ドルまで続落する動きとなっている。今晩は、米FOMC(連邦公開市場委員会)の政策金利とパウエル米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見が予定されている。政策金利は、据え置きがコンセンサスとなっており、パウエルFRB議長の記者会見が注目される。今後の金融政策に関する発言次第で、NY金は大きく動くことが予想され、NY金の急騰・急落に注意したい。金標準は、7営業日連続で下落しているが、NY金と同様にパウエル米FRB議長の記者会見の内容次第と見たい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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