（ＮＹ貴金属）
１７日のＮＹ金は、反落。ＮＹ金期近１２月限は前日比２．６ドル安の１９８４．７ドル、ＮＹ白金期近１月限は１．１ドル安の９０１．７ドル、ＮＹ銀期近１２月限は同８．１セント安の２３８５．２セント。
週末のＮＹ金は、売り買い交錯する展開の中、反落した。ＮＹ金の１２月限は、序盤に米長期金利の低下によって１９９６．４ドルまで上昇した。しかし、高値をつけてからは、低下していた米長期金利の上昇と米ＦＲＢ（連邦準備制度理事会）高官のタカ派的な発言によって、ＮＹ金は１９８１．１ドルまで反落した。ボストン連邦準備銀行のコリンズ総裁はこの日、ＣＮＢＣテレビとのインタビューで「追加利上げを議論の対象から外さない」と発言した。このタカ派的な発言をきっかけに、ＮＹ金は利益確定の売りが台頭して、高値圏から崩れた。
ＮＹ白金は、ＮＹ金の乱高下に反応して清算値ベースでは反落となった。ＮＹ白金の１月限は、序盤にＮＹ金の上昇基調によって９１３．７ドルまで直近の高値を更新した。しかし、その後は、ＮＹ金の値崩れによってＮＹ白金は９００．９ドルまで反落した。ただ、ＮＹ白金の下振れは限定的となり、引けにかけては為替のドル安・ユーロ高基調によって９０５ドル台まで買い直された。

ＮＹ金１２月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

ＮＹ白金１月限日足


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（ＷＴＩ原油・ＮＹ石油製品・北海ブレント）
１７日のＷＴＩ原油は、急反発。ＷＴＩ原油期近１２月限は前日比２．９９ドル高の７５．８９ドル。ＲＢＯＢガソリン１２月限は同８．３４セント高の２１１８．４５セント、ＮＹヒーティングオイル期近１２月限は同２．２３セント高の２７７．２５セント。
週末のＷＴＩ原油は、前日の大幅安に対する反動や為替のドル安基調によって急反発した。ＷＴＩ原油は、序盤から前日の大幅安に対する安値拾いの買いによって反発する展開となった。その後、外国為替市場でドル安・ユーロ高基調になると、ドル建てで取引されるＷＴＩ原油は割安感から７５．９９ドルまで買い進まれた。

ＷＴＩ原油期近１２月限日足


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（ＣＢＯＴコーン）
１７日のシカゴコーンは、反落。期先１２月限は前日比７．７５セント安の４６７．００セント。
週末のシカゴコーンは、利益確定の売りによって反落した。シカゴコーンの１２月限は、序盤から週末要因となる持ち高調整や前日の上昇に対する利益確定の売りによって軟調地合いとなった。その後も、ほぼ一本調子に下値水準を切り下げると４６６．７５セントまで反落した。

シカゴコーン期近１２月限日足

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