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【貴金属市場】金標準は、続伸して9200円台を回復
- 2023/10/17
(貴金属市場)
17日の金標準は続伸。金標準の中心限月8月限は前日比28円高の9214円。
夜間立会の金標準の中心限月は、NY金の出直りの展開から9232円まで上昇したが、その後は9210円台まで上げ幅を縮小した。NY金の12月限は、金標準の夜間立会の寄付き前に1921.2ドルまで下落したが、その後は、中東情勢の悪化による地政学的リスクから買い直され一時1937ドル台まで出直りの動きとなった。日中立会は、NY金が反落して1930ドル割れの展開から1924ドル台まで下落すると、金標準は9185円まで反落した。しかし、安値をつけてからは、NY金の下落が一服して1920ドル台後半まで戻ると、金標準は9214円まで買い直された。
日中のNY金は、1924.6ドルまで下落したが、その後は、1930ドル近くまで戻りを見せている。前日から1920ドル台前半まで下落する動きとなっているが、地政学的リスクが相場の下支えとなって、下振れは限定的となっている。引き続き中東情勢の悪化による安全資産としての買いが続くと見たい。金標準も、一時9180円台まで下落したが、その後、9210円台まで戻りを見せている。まだ、NY金と同様に地政学的リスクによる上昇が想定され、今後も中東情勢の動向に注目したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。