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日米長期金利差縮小でドル/円上値重い!
- 2016/06/15
- アジアタイム
★日本の10年物国債金利が史上最低金利を更新するなか、日米金利差は縮小傾向をたどっている。この日米金利差縮小によりドル/円の上値の重い展開が続いている。ただ、為替変動はこれだけの要因で動くものではないが、ひとつの要因としては説得力のある見方である。6月14日現在の日米金利差は1.768%となっている。直近の金利差縮小では2月11日の1.649%や4月7日の1.740%となっている。縮小のあとは再び金利差が拡大していると共に、円高進行が一旦止まる傾向がある。
日本の長期金利が史上最低水準を付けたとの報道はある。それだけを聞いてると日米金利差が拡大しているとの誤解をしてしまう可能性がある。そのため、日米金利差の縮小や拡大の報道はないので、自分でチェックする必要がでてくる。