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【金相場】 米政策金利発表やパウエルFRB議長の記者会見を前に様子見ムード
- 2023/07/26
金標準の日中取引は前日比9円安の8901円で終えました。
実線は上値の重い展開が続き、陰のコマ足を形成しました。
日本時間27日3時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表、そして3時30分からパウエルFRB議長の定例記者会見が予定されており、ビッグイベントを前にして動意に乏しい展開となりました。
今後の金価格がどのように展開するかは、今晩の7月利上げの見通しの後、パウエルFRB議長の発言や金利見通しによって左右されそうです。
FRBが今後の政策金利について曖昧なままであれば、マーケットは当面は利上げの可能性を残すことになり、金価格にとっては売り材料になりそうです。一方、利上げが打ち止めとなる明確な兆候が表れれば、金の上昇要因になり、7月の高値を試す可能性が高まりそうです。
(15:20執筆)
投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石
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