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ポンド/円は2013年央のレベルまで低下!
- 2016/06/13
- アジアタイム
★為替市場でポンドが弱含みで推移している。各種調世論調査で英国のEU離脱が徐々に現実味を帯びていることが嫌気されている。ここまでかなり売り込まれているものの、基本的になリスクは下向きとなっており、積極的な買いはリスクが大きい。
英紙インディペンデントは、ORBが実施した世論調査の結果として、英国のEU離脱派は55%で残留派の45%を10ポイントも引き離したと報じている。また、YouGovが発表した最新調査では、英国のEU離脱を支持する人の割合は43%となり、残留支持42%を1ポイント上回った。
現在のポンド/円は、2013円の7月前後のレベルで推移している。月足のMACD(パラメータ:12,26、9)ではMACDとシグナルが下向きを維持している。ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%K:9.48、%D11.53とかなり売られ過ぎとなる過熱感がでている。
やはり英国の国民投票が終わるまでは、バイアスは下向きとなっていると思われる。また、2011-12年では116円半ばまで下落しているということも念頭に置いておかなければならない。