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ポンド/円はレンジの下限だが?
- 2016/06/11
- NYタイム
★ポンド/円は、4月以降上限を162.80円近辺、下限を151.50円近辺のレンジ相場を展開していた。ただ、昨日の英国のEU離脱に関する最新世論調査で、EU離脱支持(55%)がEU残留支持(45%)を大きく上回ったことが報じられたことで、ポンドが失速した。何とか下限で下ヒゲを付けて引けにかけては若干戻した。
ボリンジャーバンド(パラメータ:20、±1、±2)で、マイナス2σでバンド幅が広がり始めた。ボリンジャー%B(パラメータ:20、2、5)でも低位からボリンジャー%Bがシグナルを超えて上向きとなってきた。このオシレータは、バンド幅が広がると上昇し、バンド幅が縮まると低下する。
週明けの注目点では、レンジ下限から再びレンジ内に戻るのか、それともレンジを下抜けしてしまうのかが焦点となる。ボラティリティの高い通貨だけに確認出来るまでは、十分注意が必要となる。