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株価指数先物・オプション、特別清算値(SQ)算出日
- 2016/06/10
- アジアタイム
米株式市場は4日ぶりの反落。S&P500種株価指数は前日比0.2%安の2115.48で取引を終了。NYダウは19.86ドル(0.1%)安の17985.19ドルで終え、ナスダック総合指数は0.3%下落となった。原油価格の反落でエネルギー株に売りが先行したほか、米FRBの早期利上げ観測が後退する中で金融株に売りが観測された。S&P金融株指数 は0.8%下落し、ゴールドマン・サックス は1%、ウェルズ・ファーゴは1.7%それぞれ下落した。NYMEXのWTI先物7月限は前日比67セント(1.31%)安い1バレル=50.56ドルで終了。ドル高基調による割高感に加え、連日の上昇を受けた利益確定の売りが出て、4営業日ぶりに反落となった。前日のGLOBEX225先物9月限(円ベース)の清算値は前日比185円安の16590円。同日の大証終値(16590円)比±0円だった。出来高は43668枚。今日は寄り付きで6月メジャーSQ値算出となる。前日の欧米株安を嫌気し、運用リスクを回避する動きが観測されそうだ。来週に米FOMC、日銀金融政策決定会合と、注目される会合が相次ぐ。政策据え置きとの見方が優勢だが、様子見ムードは台頭しそうだ。本日の日本経済新聞朝刊はLINEについて、東証とNYSEが「10日に上場を承認する」と報じている。昨日は上場否定ともとれる報道があっただけに、LINE関連銘柄に改めて注目があつまりそうだ。
【買い材料】
・日銀による追加緩和政策への期待
・オフィス賃料、6年ぶり高水準
・政府、リニアに3兆円支援
・マザーズ3日続伸、個人の中小型株物色活発
・LINEの株式上場、きょう承認の方針
【売り材料】
・英国のEU離脱リスク
・米国株式市場-ダウ4日ぶり小幅反落 金融、素材の下落が重し
・NYダウは下落(17985.19、-19.86)
・ナスダックは下落(4958.62、-16.03)
・欧州株式市場-下落、英国民投票のリスクを織り込みへ
・米債券市場-続伸、英国民投票に向けて逃避的な買い
・NY原油先物-反落、利益確定の売りが優勢に(50.56、-0.67)
・NY為替-英国民投票を警戒しユーロ安
・恐怖指数VIXは14.64、前日比上昇
・三菱UFJ銀、国債入札の特別資格返上へ
・中国 5月CPI上昇率は2.0%、市場予想を下回る
・ユーロ圏経済に恒久的な打撃の恐れ、構造改革加速を=ECB総裁
・オバマ大統領、クリントン氏支持を表明
・テスラ、「モデルS」低価格版の販売再開
・米中共同の高速鉄道計画が頓挫
・東京おもちゃショー開幕
【その他注目点】
・株価指数先物・オプション、特別清算値(SQ)算出
・CRB指数-反落 天然ガス、ニッケルが上昇 コーヒー、小麦が下落
・NY金先物-続伸、英国民投票のリスクを意識
・欧州債-英・独長期債利回り、過去最低を更新
・シカゴ日経225先物(16590、+0)
08:50 国内企業物価指数(5月、日本銀行)
08:50 貸出約定平均金利(4月、日本銀行)
11:00 中古車販売台数(5月)
13:30 第3次産業活動指数(4月)
16:00 トルコ・GDP(1-3月)
19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表
21:00 印・鉱工業生産(4月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(6月)
27:00 米・財政収支(5月)
《決算発表》
ベルグアース、フルスピード、ケア21、アスカネット、テンポスバスターズ、ファーマフーズ、ラクーン、Hamee、アゼアス、アールエイジ、シーアールイー、日東製網、モルフォ、ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス、エイチーム、ソフトウェア・サービス、フリービット、gumi、ネオジャパン、神島化学工業、ティー・ワイ・オー、シーズ・ホールディングス、クミアイ化学工業、イトクロ、ウエスコホールディングス、サムコ、インスペック、トミタ電機、オーエムツーネットワーク、ウイルコホールディングス、マツモト、ナイガイ、カナモト、東京ドーム、精養軒、丹青社など
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