★5月19日以降の豪ドル/円60分足では、72時間足（青：日足では3日線）の79.166円、90時間線（紫）の79.194円が上値抵抗ラインとなり4時間上値を抜け出来ない。一目均衡表の下限を上抜けたものの、上値が重くなっている。下値では雲の下限となる79.067円が支持ラインとなるかが注目される。下抜けすると24時間線（緑：日足では1日線）の78.799円が下値節目となる。

MACD(パラメータ：12、26、9）では、ゼロラインを上抜けしたものの、MACDとシグナルのかい離が縮小していることから、上昇の勢いが鈍化してきている。また、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では、買われ過ぎ域から％Kと％Dがデットクロスしながら緩やかに下降し始めている。

今後の注目点では、72時間線や90時間線を上抜けできるのか、それとも雲の下限を下抜けしてしまうのかにある。豪ドル/円の行方の要因としては、クロス円となるためドル/円が何処まで円安方向に動くかにある。