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株式上昇も明日に1ー3月期の国内総生産(GDP)を控え商いは低調
- 2016/05/17
- アジアタイム
日経平均株価は、前日比186円40銭(1.13%)高の1万6652円80銭で取引を終了。しかしながら、明日に1~3月期GDP速報値発表を控えて様子見ムードも強く、商いは低調だった。原油先物や国際商品市況の上昇などで、鉱業や石油・石炭製品など原油関連株に買いが先行したほか、バルチック海運指数の続伸を好感し、海運株も堅調に推移した。原油相場は、ナイジェリアでの生産障害や需要の拡大により、予想していたよりも早期に需給バランスが供給不足に転じた、とのゴールドマンの指摘が好感された模様だ。東京為替市場では、東証大引けにかけてドル円が強含み、15時ちょうどに109.25円まで上昇となった。一目の雲の下限(109.13円)を抜けたことで、ロスカットを誘発との見方も台頭した様だ。JPX日経インデックス400も続伸して前日比124.68ポイント(1.04%)高の1万2086.52で取引を終了し、TOPIXも続伸、14.20ポイント(1.07%)高の1335.85で取引を終えた。東証1部の売買代金は概算で1兆8988億円と、前日に続いて2兆円に届かなく低調。売買高は17億8445万株。東証1部の値上がり銘柄数は1505と全体の77%強を占め、値下がりは350、変わらずは95銘柄だった。OSE225先物市場は、下ヒゲのある陽線で取引を終了した。2日連続の陽線となり、アップサイドに期待感も。5日(16570円)と25日線(16589円)をサポートラインとしながら、年始からの急落相場でもっとも取引がが膨らんだ16800-17200円水準へ挑む相場となる。しかしながら、このレベルをブレイクするにはポジティブサプライズが必要不可欠か・・・?
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