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豪ドル/円は議事録要旨で買い優勢に!

  • 2016/05/17
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

AUDJPY0517

 

豪ドル/円は、オーストラリア準備銀行の議事録要旨で『5月会合で利下げするかさらなるデータを待つか協議した』と伝わり、政策金利の据え置きの可能性もあったことがわかると、豪ドルは上値を伸ばした。また、議事録では『最近の状況は経済見通しの重要な変化の原因にならなかった』『最近のインフレや労働コストのデータは予想より低かった』などの見解が示された。

 

5月11日以降の豪ドル/円の60分足では、72時間線(青:日足では3日線)や一目均衡表の雲の上限が上値抵抗ラインとなり非常に重い展開だった。しかし、議事録要旨が公表されると、120時間線(赤:日足では5日線)を上回る上昇となっている。ただ、5月13日以降豪ドルは下落していたことから、買い方の『やれやれ売り』を吸収しながら上昇できるかが注目される。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)では、デットクロス寸前からMACDが一気に上向きとなり強上昇を示している。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、かなり高い水準で推移していたところからの下落基調からの上昇となっている。そのため、売り方からのストップロスによる手仕舞いが入りやすかったことも踏み上げ相場とつながった。

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