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ドル/円は下落後もみ合い!
- 2016/05/17
- アジアタイム
★ドル/円の日足では、大きく下落するとその後は戻りもみ合いとなり、再び下落するということが繰り返されている。今回もGWに105円台半ばまで下落した後、戻りもみ合い相場となっている。さらに、戻りがあっても直近高値を上抜けず、直近安値を切り下げる下落基調となっている。また、一目均衡表では雲の下限に沿って下落基調となっている。
200日移動平均線も緩やかに下落基調にあり、中長期的には下落トレンド入りしていることになる。
MACD(パラメータ:12、26、9)でも、ゼロラインの下方に推移していて、2月以降はゼロラインまでの戻りまでとなっている。ただ、気になるのはMACDは下値を切り上げていることである。
今後の注目点では、トレンド的には下落基調が継続していることから、戻りは売られやすい状況となっている。また、本邦決算でも110円を為替想定レートとする企業が多かったことで、110円台では為替予約によるドル売りが活発化する。また、105円を為替想定レートとする企業もあるが、105円に迫る円高時では一気に為替予約を入れてくる可能性もあり、円高波乱は継続しそうだ。