★5月9日15：00以降のドル/円の60分足では、一目均衡表の雲の上限の108.78円や、90時間線（紫線）の108.76円が下値支持ラインとなるかが注目される。特にドル/円では90時間線を上回るのか、それとも下回るのかでトレンドが反転または維持されることが多くあり、重要な移動平均線となる。基本的には現在120時間線（赤：日足では5日線）を上回っているので、上昇基調が維持されている。

MACD（パラメータ：12、26、9）では、ゼロラインの上方にあるものの、僅かにMACDとシグナルがデットクロスしている。また、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）でも、上値を切り下げながら％Kと％Dが緩やかに下落基調となっている。

今後の注目点では、雲の上限や90時間線を下値支持ラインとして維持できるのか、それとも下抜けしてしまうのかにある。また、108.63円にダブルトップのネックラインがあり、下抜けするようなら下落基調が強まる可能性が高い。さらに、120時間線を下抜けしてしまうと、上昇トレンドから下落トレンド入りするので、注意が必要となる。