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豪ドル/円の中期トレンドは!
- 2016/05/11
- アジアタイム
★豪ドル/円の週足で中期的なトレンドを見てみると、下落基調が継続している。5月3日の豪中銀の金融政策会合で予想外の利下げとなり、その後のインフレ見通しも下方修正したことから下落基調が加速した。
ただ、一旦ドル/円でドル高・円安となっていることや、原油価格が40ドル台半ば前後で推移していることから豪ドル/円は80円台の半ばで推移している。
上値では、一目均衡表の転換線の82.43円が上値抵抗ラインとなりそうだ。前週も転換線を抜けずに下落した。また、MACD(パラメータ:12、26、9)では、ゼロラインの下方でMACDとシグナルがデットクロスしている。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも、%Kと%Dは下向きを維持している。
ドル/円で円安が継続していることや、原油価格が底堅く推移していることで、豪ドル/円も戻り基調となっているが、現行では方向的には下落トレンド中ということには注意が必要だ。
ところで、たまたま200週線を引いてみたところ、これが上値抵抗・下値支持ラインとなることがあるようだ。このラインに近づいた時はコメントしようと思う。